別府観光の際は、是非立ち寄りたい「高崎山自然動物園」。

高崎山自然動物園には、野生の日本猿が生息。山のふもとに設けられた猿の寄せ場で餌付けが行われ、観光客がありのままの野生の日本猿を間近で見ることができる観光施設です。

JR別府駅から国道10号線を車で大分市方面へ行けば、約10~15分程で到着します。

 

その高崎山では、雌(メス)がボス猿になるという、1953年に開園して以来の珍事が起こりました。


(画像はイメージです)

 

高崎山での歴代ボス猿は、雄(オス)のみでした。

しかし、雌猿の「ヤケイ」は、他の上位の雄猿を押しのけて、序列首位のボス猿に認定されたのです!

 

9歳のヤケイは人間なら30歳前後。

2021年3月、ヤケイは実の母であるビケイとの権力争いに勝利し、「雌頭(がしら)」の座に就任。

そして、今年6月下旬、在位7年の17代目ボス猿「ナンチュウ」をヤケイがねじ伏せ、ナンチュウは悲鳴を上げて逃げ回ったそうです。その後約1ヶ月間、ヤケイの方が優位にある行動が数々見られ、ついに政権交代。

高崎山自然動物園の見解として、今回の雌のボス猿誕生の要因としては、上位の雄猿の高齢化が一因と考えられています。

 

日本猿の社会にも、女性の進出が始まったということでしょうか?

新しいボス猿が雌となった高崎山の猿社会では、今後、どのような変化があるのか無いのか、観光客にとっても、着目点が増えて面白くなるかもしれないですね!

高崎山自然動物園の詳細は、こちらの 高崎山自然動物園公式サイトをご参照ください!