別府市のホテルや貸切風呂を利用した観光客の口コミレビューを見ていると、以下のようなコメントを頻繁に見かけます。

「お風呂のお湯が熱すぎて、ちょっと無理・・・」

 

この意見について、別府生まれの別府育ちの人たちは、恐らく「温泉のお湯は、熱くて当たり前じゃないの!」と平然と答えるでしょう。

 

別府市では、権利を取得して自宅の風呂に温泉を引いている住宅がありますが、それらは源泉かけ流しです。源泉は、手で直接触れないくらいの熱さです。


(画像はイメージです)

それに水を加えながら浴槽に入れるのですが、あくまで湯加減を確かめながら、お湯がぬるくならないように少しずつ水を加えます。

別府市民にとっては、「熱めのお湯」が丁度良い湯加減なのです。

 

大浴場に入る時に、水をじゃぶじゃぶ入れるようなことをすれば、間違い無く他のお客からひんしゅくをかうハメになります。

ぬるめのお湯の風呂に入るなど、別府市民にとってはあり得ないのです。(苦笑)

このような環境で育った別府市民は、お風呂では「熱めのお湯」が基準です。

 

観光客の方は、別府市の大浴場や貸切風呂では、出てくる源泉はかなり熱いと予測していた方が無難でしょう。

ですから、大浴場では、少し熱めのお湯に我慢しながら入ることになるかな。

貸切風呂では、お好みの湯加減で大丈夫ですけどね!

 

ということで、他県からの観光客の方々は、「別府温泉の風呂は基本的に熱い」と予め認識していた方が無難です。

基本的に源泉は熱いので、水を加えて湯加減を調節するのが原則です。

多少の熱さなら、肩まで身体を一度お湯に沈めてみてください。最初は「熱すぎる!」と感じたお湯も、徐々に、身体が適応してくれるものでから!